自分を楽器にたとえて腹式呼吸をしてみよう!

自分を楽器にたとえて腹式呼吸をしてみよう!

 

課題1 自分の体を楽器にたとえよう

わたしたちは、ひとりひとり、固有な声をしています。その分、声への思いも千差万別です。

「自分の声なんて・・・」「自分の声が嫌い」という人も、多いように感じます。

ところで、あたり前ですが、声は体から出ています。

声を「喉から」ではなく、「お腹から出して」と言われた経験はありませんか?

つまりそれは、「体という楽器をどう演奏してどう音を出すのか、意識してね」ということです。

はい、では今日の課題1です。

自分の体を楽器に例えると、なんでしょうか?

体型からの想像でも、好きな楽器の妄想でも構いません。

ワタシは、ハープとピアノをイメージしてみました。(イメージ・妄想は自由!)

以前、ボイス研修に参加してくれた方から、

「野球場やライブ会場などに応援で持っていくラッパ!」

「エレキギター!」

「ハンドパン!」などの答えが返ってきたことがあります。

ハンドパンという楽器

その時に初めて、「ハンドパン」を知り、教えてもらいました。

魅惑的で心地のいい音色には癒されます。

*どんな音色が聞いてみたい方はこちらからどうぞ https://www.youtube.com/watch?v=kZTboqMM07A)

ここまでで課題の1はクリアです。

(なんだか自分の声が好きじゃない・・・方のために、体を楽器にたとえるイメージ作戦をとりました)

課題2 心地いいなあと思ってもらえる声のポイント

ではその想像や妄想した楽器の、「音の通り」をよくするには、

相手が聞いて、「心地いいなあ」という響きにするのには、一番のポイントは何か考えてみましょう。引き続き、これが課題2です。ここでは自分で考えてみましょう。Google、Youtubeなどで検索すれば、すぐに答えが見つかる時代だからこそ、「なんだっけ?」と考えるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呼吸

答えは、「呼吸」です。

お腹から声を出す腹式呼吸は、喉に負担をかけずに、より響きのある声を生み出します。

腹筋を使って横隔膜を上下させることによって行う呼吸のことを言います。

 

 

 

 

 

 

 

日本語はアクセントの強弱よりも、音の高低で表現することが多いため、腹式呼吸を使う機会が少ないと言われます。では、今日の課題3 腹式呼吸のトレーニングを始めましょう。

 

 

課題3 腹式呼吸トレーニング

【腹式呼吸トレーニング】

その時に、先ほど例えた楽器になりきってみましょう。私はハープを思い描きました・・・。

①「ワタシはハープ、ハープ、ハープ、なんか知らんけどハープです」と自分が妄想した楽器になってみます。

②「次に、ハープからいい音を出すために、腹式呼吸をします」と宣言しましょう。

③ ハープにしても、エレキギターにしても、ハンドパンにしても、ラッパやピアノにしても、外側は硬く覆われていますね。つまりどんな形の楽器も、少しのサポートがあれば自立できるはず。力を入れる必要はありませんが、リラックスして、姿勢を整えて立ちましょう。足は肩幅くらいに広げましょう。

④ そして、楽器の内側、つまり、あなたの体のお腹のあたりで呼吸をします。まず、口からフーっと息を吐きます。(この時に、お腹はぺしゃんこになっていきます。また横隔膜も動いています。(なんか動いている感じがする、なんか熱いような気がするでOKですよ。また息を吐くのは5秒〜10秒くらいをメドにしてみましょう)

⑤ 続いて、鼻から息を吸って、お腹を膨らませます。風船が膨らむのをイメージすると良いです。吸う時間も、吐くのと同じ5秒〜10秒くらいをメドにしてみましょう。息を吸いすぎて、苦しくなる場合は、深呼吸を繰り返している可能性があります。普通の呼吸で、横隔膜を動かす感じです。声の仕事に就いたばかりの頃、腹式呼吸マスターは一番初めにとり組んだ覚えがあります。うまく出来なかった私は、先輩に、寝っ転がされ、お腹の上に手を置いてお腹が膨らんだり、引っ込んだりするのを確かめたものでした。「楽器からいい音を出したいなあ〜」というくらいの、力まない感じで、腹式呼吸の練習に取り組んでみましょう。

腹式呼吸トレーニング

声帯も横隔膜も筋肉なので、使わなければ衰え、使っていれば動くというシンプルな考え方。

日常、出やすい声だけ出していれば、音域は狭くなっていくばかり。このところ、対面の仕事がガクンと減り、一人暮らしになって、1日誰とも喋らない日もある私・・・この1年で、声の衰えをかなり感じています。この腹式呼吸と合わせて、「表情筋」のトレーニングをおこなっていかないとヤバイです。初心にかえります。だけどね、必ずこれで、声は変わります。(経験済です)相手と共鳴、共振できると、自分の心と体は喜びで軽くなっていくのです。

次回は表情筋

思い描いた、楽器の音・声が出せるように、次回は「表情筋」に一緒に取り組みましょう。

 

 

 

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この記事の作者
大学を卒業後、福岡にあるプロモーション会社MC部に入社。

その後FM山口、テレビ山口などでアナウンサーやレポーターを務めました。バイクが大好きで、ラジオでもTVでも、バイクの番組を担当、それが縁で出会ったダーリンと結婚のため上京。

自身の結婚式では、親族には教会プラス温泉を、同僚や友人には東京タワーの夜景をみながらのパーティーを楽しんでいただきました。

ブライダルMCとしても、2000組以上のカップルを担当、フリーウエディングに携わった経験からも、コンセプト作成やサプライズが得意です。また企業研修の講師として、話し方や聞き方、クレーム、接遇などコミュケーション分野を中心に、新入社員から管理者まで幅広い層の研修を担当。

現在は福岡に在住、リターンライダー歴4年目にして、オフロードの会に所属、初心者の私をあたたかく見守ってくださる環境のなかで、のびのび(恐々とも言う)走っています。また、所属したグループのご縁で、「あなたがレジェンドライダー」を企画、バイクライフを通してたくさんの面白い・楽しいご経験やストーリーを伝えています。そのほか、オンラインによるZoom de Wedding、ライダー婚をはじめ「趣味婚」に特化した人前式、話し方講座なども提供しています。

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