テンカフンってわかりますか?

テンカフンってわかりますか?

天花粉(てんかふん)はお風呂あがりの匂い、夏の粉雪がつくる白い肌の匂い。

痛めた肋骨にずっと固定ベルトをしていたので、なんとなくむず痒いような時がありました。
そんな時に、「お風呂上がりにテンカ粉、はたいてみたら」と言った人がいました。

「テンカフン」「てんかふん」その言葉の響きが私の五感を駆け巡りました。

今では死語に近いかもしれず、「テンカフン」と言っても、通じない人もいるのかも知れませんね。

今はベビーパウダーとか、商標名でシッカロールなどが一般的でしょうか。
幼い頃、お風呂上がりに、この「テンカフン」の白い粉をパタパタされた記憶が蘇る方もいるのではないかと思います。

ところでこの「テンカフン」は、どんな漢字を書くのだろうという話になりました。
フンは粉とわかりましたが、テンカがわかりません。
調べると、「天花粉」または「天瓜粉」なんですね。

キカラスウリの根からとれる粉のことで、古くから おしろいがわりに用いられてきました。
まるで、サラサラと降りかかる夏の粉雪のようです。

この粉は、低刺激なので、薄〜くはたくと、ベールを纏ったようにほんのりと白くすべすべの質感になったり、クリームファンデーションなどの上から薄くはたいておくと下地がくずれにくくなって、ポイントメイクも長持ちしたり、比較的、安価ということもあって、惜しげなく全身に使えたりもするので、手放せないという人も多いようです。

 

すっかり忘れていたこの「テンカフン」という言葉、
漢字と共に、五感で感じていたことを思い出しました。

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この記事の作者
大学を卒業後、福岡にあるプロモーション会社MC部に入社。

その後FM山口、テレビ山口などでアナウンサーやレポーターを務めました。バイクが大好きで、ラジオでもTVでも、バイクの番組を担当、それが縁で出会ったダーリンと結婚のため上京。

自身の結婚式では、親族には教会プラス温泉を、同僚や友人には東京タワーの夜景をみながらのパーティーを楽しんでいただきました。

ブライダルMCとしても、2000組以上のカップルを担当、フリーウエディングに携わった経験からも、コンセプト作成やサプライズが得意です。また企業研修の講師として、話し方や聞き方、クレーム、接遇などコミュケーション分野を中心に、新入社員から管理者まで幅広い層の研修を担当。

現在は福岡に在住、リターンライダー歴4年目にして、オフロードの会に所属、初心者の私をあたたかく見守ってくださる環境のなかで、のびのび(恐々とも言う)走っています。また、所属したグループのご縁で、「あなたがレジェンドライダー」を企画、バイクライフを通してたくさんの面白い・楽しいご経験やストーリーを伝えています。そのほか、オンラインによるZoom de Wedding、ライダー婚をはじめ「趣味婚」に特化した人前式、話し方講座なども提供しています。

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