START練習会
「自動車学校」と名前のつくところに足を踏み入れたのは何十年ぶり。
久留米自動車学校の協力と多くのボランティアにより開催されている練習会に
初めて参加してきました。その名も START練習会。
Safety
Techncal
Acttive
Riding
Team
の頭文字をとって名付けられたそうで、ライダーのマナーアップ、事故防止、セーフティーライダーの育成などが目的で開催されています。
二輪車安全運転の全国大会も毎年開催されており、県大会で上位の常連や県大会代表も参加されていて、
スラロームや8の字などもスイスイ駆け抜ける様子には「一瞬」圧倒されましたが、
初参加のレクチャーを受け、ひたすら2本のパイロンをぐるぐる回る練習をしていると、
もう自分のことで精一杯、他を見る余裕はなくなっていました。
頭で理解しても、体がついていかないもどかしさ、あまりの「不出来さ」に「大きなため息」が出ました。
これまでの頑固な癖も概念も邪魔をします。
が、気づいていなかった自分の癖に、乗り方に気づけただけ、大いなる進歩と信じましょう。
本日のレクチャー
1.ラインどり
2.目線
3.加速・減速の際の乗車ポジション
実際に、2本のパイロンを右回りでぐるぐる回る練習をしました。ひたすら1&2の練習でした。
【1本目のパイロンを右回りする。パイロンは、パイロンの角ギリギリで回る。その後、2本目のパイロンへ。写真は1本目のパイロンです。】
小さく回るには、バンク(倒し込み)をどこでするかを色々と試します。何かの拍子でうまくいって小さく回ることに成功するそうですが、いつまでたっても大回りばかり、それならばと、速くバンクしたらパイロンを倒してしまいました・・・。
バイクによって、どこでバンクするかは変わるので、自分のバイクと会話するように言われます。
「バイクはちゃんと、ライダーの意思を汲み取って、バンクすると自然と回ってくれるので、無理矢理ハンドルを切ろうとか、そっちじゃないとギューッとハンドルを握って、上半身が力むこともないんだよ」って言われました。(「あ〜、林道ツーリングでも誰かがそんなことを言っていたわあああ💧」)
*これを、ランニングに例えて教えてもらったのが目から鱗でした。*
つまり、パイロンのギリギリを「ランニング」で回ろうとするとき、どれくらいでパイロンをみて、どれくらいで体を捻り、
次のパイロンを見て、向かおうとするのか、それを、自分の足ではなく、バイクが代わりに走ってくれると考えるそうです。
確かに、ランニングで回ってみると、パイロンギリギリを走ることができますが、あまりにも「自然に」走る動作を行なっているため、どの辺から、1本目のパイロンを見ているのか(=視線)、体を捻っているのか(=バンク)、1本目のパイロンを回っている時には、すでに2本目のパイロンを視線で捉えていること(=視線)を全く意識していないのです。
とは言え、今日は、ふんわりの理解で、体現できないまま終わってしまいました。
が、とびきり嬉しかったのは、愛車トリッカーがすごーく喜んでいたのを見られたこと!
「小回りするために、どのあたりでバンクしたら良いのかは、バイクによって違う」わけですが、そのタイミングが掴めない私に、指導員(全国大会で3本の指に入る強者らしい!)の方が、トリッカーに乗って、「ここらへんだ!」というタイミングを教えてくださったのです。が、数回、回るだけで、バイクの特性をつかみ、「トリッカーは面白いなあ」と、いろいろ遊び始めてしまった時でした。本当にトリッカーが嬉しそうに見えました。
「ここのところ、林道で無理ばっかりさせて、傷だらけにして、ごめんね。」
『それでもずっと健気に頑張ってくれたよね・・・ありがと・・・」
たまに、亡き夫君が以前住んでいた自宅の前で、トリッカーでアクセルターンしたり、ウイリーしたりして、遊んでいた姿を思い出しました。
そんなこんなの1日、それにしても暑かったなあ。
トリッカーも暑かったよね。
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