「モソモソ聞こえる」って言われるんです
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「モソモソ聞こえるって言われるんです」
たまたま私が話す様子を見ていた女性から、
「相手に優しく言葉が届いてていいなあ。私、よく『モソモソ聞こえる』って言われるんです」
と、言われました。
ただ、そうおっしゃる話し方は、決して「モソモソ」には聞こえません。
むしろ、明るく、ハキハキとした喋り方なのです。
その時、「あ!」と思いました。
「もしかして、話す時、『次に何を話そう、次はなんだっけ?』って、『自分が喋る次』を考えてない?」
と、聞くと、「なんでわかるんですか?そうです。そうです。」とおっしゃいます。
もそもそ聞こえる要因
おそらく、特に仕事になると、「次に自分が何を話すか」に気持ちがいってしまうのでしょう。
結果、相手の話や気持ちを100パーセント受け止めていなくて、受け答えが「話半分に聞こえる」
つまり、「もそもそ聞こえる」に繋がっているのでしょう。
数分話せば、気になっている話し方の要因、例えば、滑舌、言葉癖、話の組み立て方、メンタルなどのどこにあるのかは
大体、わかります。
彼女の場合、先へ先へと頭が回転して、自分が話すことばかりに囚われてしまうので、
例えば、「こんなに言っているのに誰もわかってくれない。」と相手が言っても、
次に話すための資料を準備したり、応酬話法を思い出していたりして、
相手の気持ちに話し半分しか寄り添っていないわけです。
共感100パーセント
一瞬、効率が悪いように思えたとしても、
初めに、しっかり相手の「誰もわかってくれない」という気持ちを受け止める、
言葉が出なければ、相手の言葉を繰り返すだけでいい、
『誰もわかってくれないんですね」
「誰もわかってくれないと思われているんですね」
など、「共感」を100パーセント差し出すのです。
しっかり、気持ちを受け止めてもらえたと相手が感じれば、
その後の話の展開はスムーズです。
相手が心を開かないままでは、いくら資料を準備しても、
一瞬話法で応酬したように見えたとしても、
ボタンを掛け違えたまま、話が進んでしまい、
相手には「もそもそ話す人、わかってくれない人」のような印象になってしまうのです。
どんな会話でも!
仕事ばかりでなく、プライベートでも、話す相手の話を100%聴いて、
100%気持ちを返していくようにするのです。
どんな会話でも!です。
「今日、むし暑いねー」
に対して、「うん」と答えたとしても
相手の温度感と合わせたむし暑さで、感情をこめて「うん」を言うのです。
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