ジェロトーク体験

ジェロトーク体験

デパ地下に大音量で響き渡る声

あるデパートの地下食品売り場で、年の頃、80代前後のおばあちゃまに対して、

店員さんが、かなり大きな声で話しかけていました。

それでも、おばあちゃまが何度も聞きかえすたびに、店員さんの声はどんどん大きくなっていきました。

音を言葉として認識する仕組み

音は、空気の振動が耳の鼓膜に伝わって生まれます。そして鼓膜には、「蝸牛(かぎゅう)」という器官があって、
その蝸牛の中の「毛」が揺れることで、音を言葉として、人は認識できるのだそうです。

ところが、高齢になると、その「毛」が抜けることで、聞こえにくくなるんだそうです。
逆に毛が抜けていない若者には、若者にしか聞こえない音(モスキートーン)があるそうです。

毛が抜けていないイメージ(左)/ 毛が抜けているイメージ(右)

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シニアに伝わりやすい声

高齢になると、小さい音は聞こえにくく、大きい音はうるさく
また早口で高い音は聞き取りづらいそうですね。

つまり、「やや」大きめの声で、「ゆっくり はっきり」低い声で話すのがポイントです。
デパートの店員さんは、良かれと思って、逆パターンに陥っていたわけですね。

音色を変えて話すシニアとの会話/ジェロトーク体験

年齢と共に、高かった声が低くなったり、高音が出にくくなったりしているのは、私自身感じてきましたが、いざ「聞こえ方」までは、あまり意識をむけていませんでした。

声は聞こえてこそ、伝わってこそ。
高齢の方のお話は、宝箱を開くように面白いことも多いです。こちらから、色んなお話を伺いたい時には、
自分の声を聞き安い音色に、変換していきましょう。
ところで、ジェロトークってご存知でしょうか?シニアの聞こえ方を知る手助けになるツールです。

 

 

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この記事の作者
大学を卒業後、福岡にあるプロモーション会社MC部に入社。

その後FM山口、テレビ山口などでアナウンサーやレポーターを務めました。バイクが大好きで、ラジオでもTVでも、バイクの番組を担当、それが縁で出会ったダーリンと結婚のため上京。

自身の結婚式では、親族には教会プラス温泉を、同僚や友人には東京タワーの夜景をみながらのパーティーを楽しんでいただきました。

ブライダルMCとしても、2000組以上のカップルを担当、フリーウエディングに携わった経験からも、コンセプト作成やサプライズが得意です。また企業研修の講師として、話し方や聞き方、クレーム、接遇などコミュケーション分野を中心に、新入社員から管理者まで幅広い層の研修を担当。

現在は福岡に在住、リターンライダー歴4年目にして、オフロードの会に所属、初心者の私をあたたかく見守ってくださる環境のなかで、のびのび(恐々とも言う)走っています。また、所属したグループのご縁で、「あなたがレジェンドライダー」を企画、バイクライフを通してたくさんの面白い・楽しいご経験やストーリーを伝えています。そのほか、オンラインによるZoom de Wedding、ライダー婚をはじめ「趣味婚」に特化した人前式、話し方講座なども提供しています。

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